業者と叶えた家づくり成功秘話
わたしも、シックハウス症候群に悩まされた一人。なので、家を建てるときの最優先事項は「シックハウスは建てない!」でした。 悪名高い「シックハウス症候群」は、すでにご承知だと思いますが、家を構成している建材やパーツ、家具、日用品に含まれている化学物質が、人の健康に危害を及ぼしていること。「目がチカチカする」「のどや鼻の中が痛くなる」という軽度のものから、アトピー性皮膚炎、ぜんそく、めまいなどの症状を引き起こします。 中でも防腐剤である「ホルムアルデヒド」には要注意。悩まされた張本人が言うのですから、これだけは絶対に排除してください。ホルムアルデヒドを含む建材(薄く削った木材を合わせてつくる合板や、木片を集めた集成材など)だけは「絶対NG」と強く業者に主張すべきです。建材は、自然素材の無垢材が頑丈なうえ、安心かつ安全。ただし、自然素材とはいえ、人によってはアレルギーが出ることもあるそうなので、どんな木が合うのか熟慮する必要があります。
シロアリの駆除を目的とした防腐剤も、ホルムアルデヒドと同等の悪者です。種々の劇物が含まれているそうなので、シロアリ駆除のためだからと安易に用いるのは大変危険。天然の防腐剤や防虫剤を使ってもらうよう、業者に懇願するべきです。 それぞれの土地によって現れやすいシロアリの種類は違うと思うのですが、木材選びの段階からシロアリ駆除の対策を練ることもできます。 また、床下の風通しをよくするなど、設計の段階から空気の流れに配慮することも対策のひとつ。劇薬に手を出す前に、いくらでも知恵は振り絞れるのです。わたしは、設計、木材選びの段階から相談しました。
「シックハウス」は、化学物質を家中にまき散らすことだけが罪悪ではありません。空気の停滞による「結露」が発生するのも「シックハウス」です。結露が起こると家中にカビが繁殖し、カビを好物とするダニもウヨウヨ発生するという最悪な環境に陥ります。カビはアレルギー性鼻炎などの病気を招くほか、場合によっては脳や肺に入って人を死に至らしめることさえあるといいます。それだけは絶対に避けたいところです。 そうならないためには、家の「断熱性」「気密性」そして「換気」が保たれることが重要。カビやダニの発生を防ぐカギがここにあります。また、最終的には耐震性や耐久性にも関わってくることですので、この点についても業者に主張するべきです。