業者と叶えた家づくり成功秘話
自然素材の家の魅力は、なんといっても木をふんだんに使用していること。
ところで、木は伐採されて木材となってからも「呼吸」していることを、知っていましたか?
実際、天然の木材に近づいてみると、栄養分などを運ぶ「管」の穴がたくさん見えるのです。
さらに顕微鏡などを使えば、細胞のひとつひとつに隙間があることが確認できるんだとか。
木は、家となった後でも、その穴で水分を吸収したり吐き出したりして、湿度を快適に保ってくれているのです。室内の湿度を保つことこそが、理想の家づくりの基本ということをお話します。
せっかく家を建てたのに、住み始めたら結露が起きて部屋のあちこちにカビが…などという事態は、最悪のケース。
「結露」とは、室内の寒暖差がもとで水蒸気が温度の低いところに集まり、水分が付着することです。
結露が発生すると、そこからカビやダニが繁殖し、悪名高い「シックハウス」へと変貌してしまうのです。わたしは化学物質にも悩まされましたが、シックハウスにも頭を抱えました。
室内に結露を発生させないためには、家全体を均一の温度・湿度に保つことが大切。
そのキーワードが、「断熱」「気密」です。簡単に言うと、「断熱」は外部からの熱を屋内に入れないよう遮断すること、「気密」は、断熱によってコントロールされた熱を屋外に出さないようにすることです。
いわゆる「シックハウス」は、断熱や気密をあまり考慮に入れていなかったり、「高断熱・高気密住宅」と宣伝文句だけご立派だったりしますので要注意。具体的に、どんな方法で「高断熱・高気密住宅」を形にしているのか、確認する必要があります。
自然素材の家は、その点でもパーフェクト。風通しのよさ、地熱のうまい利用など、土地の環境にあわせて施行していただきました。家全体を均一の温度に保つしくみが、自然界のルールに則ったうえで完成しています。
エアコンなどによる温度調節が必要ないので、省エネにもなり、心から満足しています。さらに冒頭でご紹介したように、材料の木材が「呼吸している」とあらば鬼に金棒。自然と共存した家は住む人にもやさしく、「シックハウス」で被った健康被害は瞬く間に消え去りました。